適正透析
私たちが目標とする
目標とする "適正透析"
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透析量が十分に確保できている(4.0〜6.0時間透析、spKt/V>1.4)
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良好な栄養状態である(alb>3.8 g/dl :65歳未満、alb>3.6 g/dl:65歳以上)
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貧血が適正レベルである(Hg10.5~11.5g/dl)
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カリウムの管理ができている(3.5~5.5mg/dl)
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リンの管理ができている(3.5~6.0mg/dl)
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血圧の管理ができている(120≦透析前収縮期血圧≦160mmHg)
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透析間体重増加が基礎体重の3%~6%である(減塩ができている)
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歩行速度(≧0.8m/秒)が保たれている(横断歩道の信号が渡れる)
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筋肉量が保たれている(骨格筋指数(SMI) 男性 7.0㎏/㎡未満 女性5.7㎏/㎡未満)
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低分子毒素や中分子毒素(β2MG)が十分に除去されている(β2MG≦25mg/L)
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炎症がない(CRP≦0.3mg/dl)
食事療法の重要性
透析患者はエネルギーが必要です。
1日35kcal~40kcal(標準体重の1kgあたり)食べてください。
蛋白質もしっかりとる必要があります (1g~1.2g/標準体重の1kgあたり) 。
蛋白質は透析治療でも抜けてしまいます。そのため、 過度な蛋白質の制限は免疫能力を低下させ、痩せる原因になりますので、透析になったら、食事療法の考え方を変えていただく必要があります。
また、透析間の体重増加が多いと、心臓に負担をかけます。一番大切なのは水分制限ではなく、塩分制限です。目安として、1日あたり6g以下に抑えましょう。
体内の塩分濃度を調節するのに、約8gの食塩を摂取すると1リットルの水が必要になると言われています。のどが渇くのは抑えることはできませんが、塩分を制限することで水分を必要以上に飲む事はなくなります。
もちろん、食事をしっかり取っても、運動をしなければ、身になりません。
運動も忘れずに行うことも重要となります。